Googleアナリティクスでデバイス別に状況が確認できるように、それぞれのビューを作成する

「PC」のトラフィックも「スマートフォン」のトラフィックも、まとめて一つのGoogleアナリティクスのトラッキングIDで計測しているサイトにおいて、デバイス別に状況が確認できるように、フィルタを使ってそれぞれのビューを準備する方法を紹介します。

2014年10月24日追記。このページ内容は古い仕様による記述のため、編集予定です。下記内容を元に新規フィルタを作成して適用させても、反映されない可能性があります。後日、適切な内容に書き換え予定。
2014年10月28日追記。Googleアナリティクスの仕様変更に伴い、2014年9月19日公開の内容を適切な内容に修正いたしました。

サイトによっては、PCとスマートフォンではユーザー行動が大きく異なるケースがあります。例えば実店舗でもビジネスをしている場合、特にスマートフォンやタブレットといったモバイル端末において、ユーザーの訪問動機や行動はPC端末とは異なり「どの店舗が近いのか、店舗にはどのように行くのか」といったものが増えます。

一つのGoogleアナリティクスのトラッキングIDで計測しているサイトでそのような場合、あらかじめビューをデバイス別に分けておけば、状況を把握しやすくなります。その都度セグメントを使ったり、セカンダリディメンションで「デバイスカテゴリー」などを掛け合わせたりする必要もありません。

※デバイス別にプロパティを分けて(トラッキングIDを分けて)計測しているサイトでは、当然ながらデバイス別のビューは必要ありません。禅問答のようですが。

デバイス別ビューを作成した場合のアカウント構成

フィルタを使ってデバイス別のビューを作成した場合の、Googleアナリティクスのアカウント構成は、例えば以下のようになります。

▲デバイス別ビューを擁したアカウント構成の例。「テスト用」ビューは計測や設定のテスト用のもので、当記事では触れない

サイト全体の状況を把握する際は「全体」のビューで確認し、PCではどうなのか、スマホではどうなのかを把握したい場合は「PC」「スマートフォン」の各ビューを確認する、ということができます。

PC用のビューを作成する

まず、従来利用していた「サイト全体」のビューをコピーして、PC用のビューを作成します。「ビュー設定」の画面にある「ビューをコピー」を利用します。

PC用ビューを作成後、PCのトラフィックで絞り込むフィルタを作成してそれを適用します。

  • フィルタ名:「デバイス – PC」(任意の名称)
  • フィルタの種類:カスタムフィルタ
  • 一致
  • フィルタフィールド:デバイスのカテゴリ
  • 値:パソコン

上記の設定のフィルタをPC用ビューに適用すれば、PC用ビューの作成は完了です。

スマートフォン用のビューを作成する

スマートフォン用のビューを作成します。先ほどと同様「ビュー設定」の「ビューをコピー」を利用します。

スマートフォン用ビューを作成後、スマートフォンのトラフィックで絞り込むフィルタを作成してそれを適用します。

  • フィルタ名:「デバイス – スマートフォン」(任意の名称)
  • フィルタの種類:カスタムフィルタ
  • 一致
  • フィルタフィールド:デバイスのカテゴリ
  • 値:モバイル

上記の設定のフィルタをスマートフォン用ビューに適用すれば、作成は完了です。

タブレット用のビューを作成する

タブレット用のビューを作成します。同様に「ビュー設定」の「ビューをコピー」を利用します。

タブレット用ビューを作成後、タブレットのトラフィックで絞り込むフィルタを作成してそれを適用します。

20141028_deviceview_tb

  • フィルタ名:「デバイス – タブレット」(任意の名称)
  • フィルタの種類:カスタムフィルタ
  • 一致
  • フィルタフィールド:デバイスのカテゴリ
  • 値:タブレット

上記の設定のフィルタをタブレット用ビューに適用すれば、タブレット用ビューの作成は完了です。

これで、「PC用ビュー」「スマートフォン用ビュー」「タブレット用ビュー」のすべて作成できました。

デバイス別ビューのアカウント構成がベストプラクティスというわけではない

すべてのサイトで、デバイス別ビューのアカウント構成が、必ずしも適切というわけではありません。

ビジネスによって、状況把握や分析の視点は異なります。担当部署別にビューを分けているサイトもあれば、施策の粒度別に把握できるようにビューを分けているサイトもあります。それらすべてにデバイス別のビューを準備するとなると、「n × 3」で大量のビューが並びかねません。また、ビュー数に制限も設けられています。自社にとってデバイス別ビューが必要かどうかを判断してから作成してください。

なお、スマートフォンやタブレットの端末の分類は、あくまでGoogleアナリティクスが判別しているものになります。世界中でさまざまな種類の端末が大量に止めどなく発売されているため、そのデバイス判別が適切ではない端末も中にはあります。そのあたりは大目に見てあげてください。

以上、真摯のブログからお送りしました。
株式会社真摯は、お客様と真摯に向き合い、伴走するWebコンサルティング会社です。

補足

このエントリー記事は、2014年9月19日に公開後、2014年10月24日にGoogleアナリティクスの仕様変更が確認されたため、内容が古い旨を告知後、2014年10月28日に修正編集いたしました。

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