Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス対応)の書籍『Googleアナリティクス 実践Webサイト分析入門』について
Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)の書籍『Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門 ユニバーサルアナリティクス対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。』が、2014年1月24日にインプレスジャパンから発売になります。株式会社真摯の代表取締役 いちしま泰樹が執筆を担当いたしました。
ユニバーサルアナリティクス対応の、2014年発売の本です
実装に関する部分は、新しいユニバーサルアナリティクスに対応した内容になっています。もちろん、「どういう視点で見ていくか」という部分は、従来のGoogleアナリティクスをご利用でもまったく同じ視点で読んでいただけます。
2014年1月時点で一部機能がまだユニバーサルアナリティクスでは利用できないため、それらは「従来のGoogleアナリティクス」での機能として紹介しています(ウェブテスト機能、ユーザーの分布やインタレストカテゴリの各レポートなど)。なお、実装に関する部分は、「従来のGoogleアナリティクス」での内容は記載しておりません。あしからず。
「見てるだけ」から、一歩進みたい方へ。企業のWeb担当者向けの本です
企業のWeb担当者が、これからウェブの分析としてGoogleアナリティクスをより積極的に活用する上で、知っておくべき内容を100個ピックアップした本です。知識と考え方の両方が身につき、日々のサイト運営の現場で活かせる内容です。
さすがに完全網羅の本ではありません。普段からゴリゴリ使い倒しているプロフェッショナルな方々は、GAの公式のヘルプやデベロッパー向け情報をご覧くださいませ。
カラーで見やすい本です
インプレスジャパンさんの人気の「新・100の法則。」シリーズの書籍です。「見開きで1法則」を基本としたカラーの書籍で、とても見やすい内容です。忙しい中でも、サッと本のページを開いていただけるようにしました。
著者
いちしま泰樹 株式会社真摯 代表取締役
分析(アクセス解析、各種データ分析)とマーケティング視点を軸として、Webサイトの改善、設計、集客施策の改善を支援。Web制作会社(TAM、デジパ)、アイレップを経て、2010年に独立し、2012年に株式会社真摯を設立。詳しいプロフィール
本のプレビュー(一部抜粋)
序章と第1章の全ページ、それ以降のピックアップしたページがご覧いただけます。
本のレビュー(書評)をいただきました
小川卓さん(リアルアクセス解析)
Googleアナリティクスの実装やレポートについて興味がある方がいたら、ぜひ本書をオススメしたいと思いますし、みなさんもオススメしてほしいなと感じました。タイトルにある通り、「Google アナリティクス」の新しい定番本の一冊になるのではないでしょうか。今までもっとも読みやすいアクセス解析書でした!
吉田喜彦さん(カグア!)
マルチチャネル一覧やMFCチャネル一覧などリファレンス的な情報、(最近実装されたコンテンツグループは、さすがにコラムにとどまっていますが)ユニバーサルアナリティクスから実装されたカスタムディメンション、その網羅性は、第一線で活躍する流石いちしま氏といった感じです。また、いわゆるサイト分析の考え方やフレームワークなども、図解入りで紹介されている点も安心。
森野誠之さん(運営堂)
サラッと書いてある補足が役立ちます。使っていると必ず出てくる疑問の答えが書かれていますので、読んでみる→やってみる→分からない→補足に書かれている、の流になりますね。この本は何度も何度も読むことになりそうです。
Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門 ユニバーサルアナリティクス対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則を読んだ ≫ 運営堂
小西一星さん(SEMカフェ)
ざっと目を通したとこだけど基本から高度なことまで一つ一つ余裕持ったページの大きさと充分なキャプチャでわかりやすい。Twitter / isseik
七尾企業経営支援センターのなか(コスケ)さん
@makitani さんの本。ピトだらけになってしまった。すごく読みやすいし、反映しやすかったです(^ω^)GAの画面見ながら読むのがいいと思いました。Twitter / n_keiei
目次
序章
第1章 アクセス解析の準備と心構えをする法則
- アクセス解析の考え方を知る法則
- アクセス解析の3つの側面を知る
- サイトで「誰に」「何をしてほしいのか」を考える
- アクセス解析に大切な4つの視点を身に付ける
- Googleアナリティクスを導入する法則
- Googleアナリティクスをサイトに導入する
- トラッキングコードは1つのファイルにまとめる
- Googleアナリティクスの基本的なインターフェースを知る
第2章 Googleアナリティクスの基本設定を行う法則
- アカウントとユーザー権限を設定する法則
- 「アカウント」「プロパティ」「ビュー」の構造を理解してアカウントを設計する
- Googleアナリティクスを運用する担当者を追加する
- サイト全体にかかわる基本設定の法則
- 行うべき初期設定の種類を整理する
- 同じページが分散して計測されるのを防ぐ
- フィルタ機能で関係者のアクセスを除外する
- 複数のドメインをまとめて計測する
- サイト内検索の利用状況を計測する
- 日本固有の検索エンジンを追加する
- コンバージョンを設定する法則
- ゴールページをコンバージョンに設定する
- ECサイト向けのeコマーストラッキングを設定する
- 通常では計測できないデータを取得する法則
- PDFのダウンロードをページビューとして計測する
- フォームなど同一URL内での遷移を計測する
- ボタンのクリックをイベントトラッキングで計測する
第3章 サイトへの集客状況を分析する法則
- データの基本的な見方を知る法則
- 「ページビュー」「訪問数」「ユーザー数」の違いを理解する
- 「ディメンション」と「指標」の意味を理解する
- 期間を比較して以前の数字との増減を見る
- データの「サンプリング表示」を理解する
- 訪問者のことを知る法則
- サイトを訪問しているユーザー像と利用状況を把握する
- カスタムレポートで新規とリピーターのユーザー数を把握する
- PCからの訪問かモバイルからの訪問かを把握する
- 年齢や性別、興味分野といったユーザー属性を把握する
- 国や都道府県別に訪問状況を比較する
- どこから来たのかを知る法則
- 「チャネル」で訪問のモチベーションの全体像を把握する
- 「集客」「行動」「コンバージョン」の流れを意識する
- 検索キーワードで訪問者のモチベーションを知る
- 参照元のサイトで訪問のきっかけを把握する
- ランディングページで訪問のモチベーションときっかけを推測する
- 「ノーリファラー」の仕様を理解する
- キャンペーンごとの訪問状況を見る法則
- リスティング広告やメールマガジン経由の訪問をカスタムキャンペーンで判別する
- 1つのキャンペーンを「横軸」で分析する
- リアルタイムでのアクセス状況を見る
第4章 訪問者のサイト内行動を分析する法則
- サイト内の行動と遷移を知る法則
- ページやディレクトリ単位の閲覧状況を見る
- 重要なページは次ページへの遷移状況を確認する
- ユーザー行動の全体像を「行動フロー」で大まかに把握する
- 「ページの価値」で成果への貢献度を測る
- サイト内検索でサイトの課題を探る
- 「サイトの速度」でページの改善点を見つける
- コンバージョンで成果を分する法則
- コンバージョンの大まかな状況を把握する
- フォームからの離脱状況を分析する
- どのサイトからの訪問が成果につながっているかを調べる
- どのランディングページが成果につながっているかをチェックする
- eコマーストラッキングで収益を分析する法則
- ECサイトで売り上げや購入件数の大まかな状況を把握する
- ECサイトで参照元ごとの購入件数や訪問単価を見る
- 商品を購入するまで何日かかったのかを分析する
第5章 仮説を立ててデータを深掘りする法則
- データをかけ合わせて分析する法則
- データは必ず「マクロからミクロへ」の順番で見る
- 分析に必須の「セグメント」を活用するポイントを知る
- 新規とリピーターの行動の違いを見る
- ノーリファラーと自然検索の訪問動機を比較する
- 絞り込んでグルーピングする法則
- アドバンスフィルタは2つの目的で利用する
- 参照元やキーワードで訪問をグルーピングする
- データを見る角度を変える法則
- クロス集計やデータの比較で多様な軸で分析する
- データは見たい内容で適切に並べ替える
- 数値だけではなくグラフで状況を把握する
- 突発的なアクセス増は原因を探る
- 独自のレポートはカスタムレポートにまとめる
- 深掘りして仮説を立てる法則
- 新規とリピーターを比較してトップページの課題を分析する
- 「初回訪問した日」でセグメントしてその後の行動を追う
- PCとモバイルのサイト内行動を比較する
- 通算5回目以上となる訪問に注目する
- ランディングページとキーワードのかけ合わせで自然検索訪問の動機を推測する
- ランディングページを軸に検索経由の訪問意図を読み取る
- 仮説をコンテンツの改善につなげる法則
- 直帰した訪問を深掘りして課題を見つける
- 404エラーページから改善点を発見する
- セグメントの「シーケンス」を利用してユーザーシナリオを検証する
- 曜日別・時間帯別の訪問やコンバージョンの状況を把握する
- 特定のページを軸にして深く分析する
第6章 マルチチャネルで施策の費用対効果を分析する法則
- チャネルの貢献度を測る法則
- マルチチャネルでアトリビューション分析の視点を持つ
- どのチャネルがコンバージョンにどう貢献したのかを分析する
- チャネルの貢献度をExcelにまとめて視覚的に把握する
- チャネルのタイプと費用対効果を分析する
- 経路とコンバージョンを分析する法則
- 具体的にどのチャネルを経てコンバージョンに至ったのかを把握する
- コンバージョンに至るまでの期間やチャネル履歴の数を把握する
- 自社サイトの施策内容に合わせてカスタムチャネルグループを定義する
- コンバージョンセグメント機能でグルーピングする
- アトリビューションモデル比較ツールでよりサイトに即した貢献度を測る
- ソーシャルメディア経由の流入や言及の状況を分析する
第7章 日々の業務をもっと効率的に行う法則
- マイレポートを工夫して使いこなす法則
- マイレポートで現状把握の手間を減らす
- マーケティングファネルや参照元別の状況をマイレポートで把握する
- サマリーのマイレポートをチームで共有する
- 上長に報告する成果のデータをマイレポートにまとめる
- 便利な機能で分析のスピードを上げる法則
- 表示をカスタマイズしたレポートはショートカットに登録する
- インテリジェンスイベントをチェックしてサイトの変化に気付く
- 注目している指標の変化をカスタムアラートで把握する
- 関係者とデータを共有する法則
- レポートをCSV形式やPDF形式でメンバーと共有する
- ほかの人に共有するレポートは「意味」と「見方」を明確にする
- 施策開始やサイトの修正をメモとして記録する
- レポートや設定内容を関係者と共有する
第8章 外部データと連携して改善につなげる法則
- ほかのデータを連携する法則
- AdWordsと連携して広告グループやキーワードごとの訪問状況を把握する
- リスティング広告の掲載位置や順位ごとの成果を分析する
- AdSenseでどのページが収益を上げているかを把握する
- ウェブマスターツールと連携して検索クエリを分析する
- カスタムディメンションでログインユーザーとゲストユーザーを区別する
- A/Bテストでサイトを改善する法則
- サイトのA/Bテストのアイデアを考える
- ウェブテスト機能を実施してサイトの改善につなげる
コラム(各章末に掲載)
- スマートフォンサイトの計測はどうする?
- Google公式のブラウザ拡張機能
- 「サイト滞在時間」をどう扱うか?
- リスティング広告とのコンバージョン数の違いはなぜ起こる?
- 新機能「コンテンツグループ」に注目
- 正規表現を覚えておくと便利
- 「ソリューションギャラリー」で設定のサンプルを試す
- Googleの公式情報をチェックしよう
Google アナリティクス 実践Webサイト分析入門 ユニバーサルアナリティクス対応
Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。
いちしま泰樹