基盤整備が先か、小さくとも成功体験が先か
取り組み体制やプラットフォームなどの基盤整備が先か、あるいは小さくとも成果に対する改善結果を出すのが先か。
何度か出くわす場面です。状況によって異なるので、どちらを選べば正解かというのはおそらくありません。ですので、こればかりはどちらかを選択して腹をくくって力強く進めるだけです。
- 担当者と支援パートナーの意気込み
- 予算
- スケジュールやスピード感
- 社内承認を得やすいステップと提案ストーリーの構築
このような要素を把握しながら、たいていは切羽詰まった中で取り組むことになります。
基盤整備の方は、スケジュールが長く予算も大きくなりがちです。一方でA/Bテストをはじめとした小さな成功体験の方は、スケジュールが短く予算は小さいながら、制約や何かを犠牲にしながらの取り組みになるでしょう。
どちらの場合も、感情論での評価にせず、戦略とデータを元に冷静に判断しなければなりません。
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このコラムは、2016年9月29日発行のニュースレター「真摯レター」のコラムを再編集したものです。ニュースレターの購読はこちらから。