Webサイトの深掘りと改善視点の5つの分析アプローチ(セミナー資料)
過去に実施したセミナー資料の一つを公開しています。資料のテーマは、「深掘りと改善視点の分析アプローチ」、Webサイトの5つの分析アプローチの紹介です。初級者向けの基礎的な内容です。
概要

一般的なWebサイトの分析には、以下のような流れがあると考えます。
- 時系列で流れを把握
- 大局から詳細へ掘り下げ
- 分析軸を掛け合わせてアタリをつける
- アタリをつけたら絞り込み
上記のアプローチを、仮説をもって試行錯誤しながら進めます。
絞り込んで目星が付いたら次に「比較」に進み、そこで新たな気付きや発見に至る、そのような流れです。

時系列で流れを把握する際は、「増減の把握」「急激な増加や異常値の発見」「前月比、前年比」「施策の前後比較」「期待している目標への到達」といった視点で臨みます。

同時に、すぐに詳細を見るのではなく、グループから個へ、大局から順に深掘りしていきます。

分析軸を掛け合わせる際は、Googleアナリティクスの「セカンダリディメンション」の機能が有効です。クロス集計せよ、ということです。複数のディメンションでクロス集計することで、より立体的に状況を把握できます。

アタリをつけたら、絞り込んでいきます。Googleアナリティクスでは柔軟にセグメントを切ることができ、ユーザー軸やセッション軸で特定条件ですべてのレポートを絞り込むことができます。
資料では、多くのセグメントの事例を紹介しています。

絞り込んで目星が付いたら、比較していきます。傾向の変化、2者(複数)のパフォーマンスの差、目標との差分などを見ていきます。そこでやっと、新たな発見が確定します。
そのような一連の分析アプローチを、Googleアナリティクスの機能を紹介しながら解説する初級者向けの内容です。2019年3月に、アナリティクスアソシエーションにて「ビジネスGoogleアナリティクス基礎講座」の一つとしてお話しいたしました。
資料
Speaker Deckにて資料を公開しています。