手書きの看板からデジタルサイネージにして、メッセージはより伝わるようになったか?

ランチによく行っているチェーンのお店が、店の前に出していた手書きの看板をデジタルサイネージに変えました。

壁に埋め込むタイプのデジタルサイネージになったこともあってか、それまで手書きの看板から感じていた「店員さんの顔」「雰囲気」「温度」のようなものだけでなく、「情報」もいまひとつ飛び込んでこなくなったように私は感じました。もちろん、人によって受け止め方はまちまちだと思いますけれども。

人からのアドバイスは吟味するけれども、機械的なメッセージはスルーされやすいのでは

ビジネス系のWebサービスでも、機械学習やパターン認識などからアドバイスなどの通知を受信するようになりました。

FacebookやInstagramでは「高いパフォーマンスが出ているので、この投稿を宣伝しましょう」という通知を出してきますし、Google Analyticsのアプリもインテリジェンス機能(アシスタント機能)が「いくつかのランディングページで先月CVRが下がったので○○の確認を」とアドバイスを投げてきます。

他のツールでも同様なものが見られ、数年後にはもっと洗練されているはずです。

一方で、人からのアドバイスは吟味するけれども、機械的なメッセージはスルーされやすいようにも感じます。後者は頻度が高かったり玉石混交だったりすると、まともに取り合ってくれないケースも増えそうです。

何かが介在してうまく伝わる仕組みを考えたい

こなれていない言葉の問題でしょうか、顔が見えないからでしょうか、精度の問題でしょうか。

SiriやGoogleアシスタントのように、能動的に聞いたことに対する回答にはちゃんと向き合って聞くのですが、受動的なメッセージにはそこまで前のめりではないようです。

手書きかデジタルか、人によるアドバイスかAIによるメッセージか。2極での議論ではなく、中間で人や何かが介在してうまく伝わる仕組み、ビジネスとして回る仕組みを作っていきたいです。


このコラムは、2017年4月18日発行のニュースレター「真摯レター」のコラムを再編集したものです。ニュースレターの購読はこちらから。

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