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真摯は創業10周年を迎えました
真摯は、創業10周年を迎えました。多くの人と良きクライアント様に恵まれました。本当にありがとうございます。指標を見つけること、計測と分析、改善支援の領域に携わってきました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 -
閉じ始めたウェブ、把握できないものが増え、しかしそれこそが重要になってきた
ウェブは少しずつ閉じ始めてきました。オープンウェブからクローズドアプリへというテーマは2010年頃から言われ始めましたが、2020年には「閉じた要素」が多く揃いました。私たちは、ビジネスを動かしたり分析や改善を行ったりするとき、閉じ始めたウェブにも向き合わなければなりません。 -
前提が変われば「最適化」の見直しやリセットが必要
順応性高く変化を受け入れること。前提が変わったのであれば、積み上げの改善である最適化はいったんリセットです。 -
エンゲージメント時間は「ユーザーが自分たちのサービスに1日どれだけ時間を費やしてくれているのか」の把握の鍵を握るのか
多くの企業は「ユーザーがブランドに対してどれだけの時間を費やしているか」を意識して、顧客と向き合おうとしています。鍵を握る一つの指標は「時間」です。例えば「1日に平均どれぐらいユーザーにエンゲージメント時間を費やしていただいているのか」という視点。「時間」は重要なヒントの一つです。 -
オンラインの行動データは必要とされ続けるだろう。例えばUXリサーチの側面などでね
Cookieはきっと死ぬのでしょう。Web解析ツールが標準で取得するデータも正直なところいろいろ厳しいです。しかし、そのデータがどういう定義のデータかを理解していれば、オンラインの行動データが根拠として求められる領域や活用できる領域はなくならないでしょう。 -
ダイレクトなトラフィックは、もうご指名流入ではなくダークトラフィックだ
ダイレクトトラフィックは、リファラー情報を取得できないトラフィックの多様化で「どこから来たのかが不明」なものが増加しました。このような「リファラーが不明な流入」は「ダークトラフィック」とも呼ばれます。 -
アプリ併用のWebサイトではDAU/MAU比率を把握しても良いだろう
アプリとWebサイトを併用して運用している場合、ユーザーのアクティブ率やスティッキネス(粘着性)の把握のために、Webサイトでも「DAU/MAU比率」の指標を把握しても良いでしょう。特にLINE経由やInstagram経由のWebサイト流入では、DAUやMAUは活用できる指標です。 -
「空・雨・傘」とリンクする「データ→インフォメーション→インテリジェンス」の流れ
「空・雨・傘」は、問題解決と意志決定のためのシンプルな考え方です。意志決定に至るプロセスを分解して、シンプルにロジカル思考を進められます。その「空・雨・傘」の中で、「データ→インフォメーション→インテリジェンス」の流れがリンクしています。 -
事前のデータ整備は軽視されがちである
Web解析の領域で、事前のデータ整備は軽視されがちです。「トラフィック量が大きくなると、こういうことが起きるだろう」という想定の元に、事前の設定や導入の見直しが検討されることはまずありません。 -
Webサイトの深掘りと改善視点の5つの分析アプローチ(セミナー資料)
過去に実施したセミナー資料の一つを公開しています。資料のテーマは、「深掘りと改善視点の分析アプローチ」、Webサイトの5つの分析アプローチの紹介です。初級者向けの基礎的な内容です。 -
「広く知ってもらうのではなく、しかるべき人に確実に届けること」の難しさよ
BtoCやメディアの領域において、「フォロワーよりファンを、ユニークユーザー数より固定客を」の流れが近年あります。既存顧客のファン化の取り組みは進められても、「しかるべき人に確実に届けること」はあらためて非常に難しいことだなと感じます。 -
第一印象で投げ捨てるな。彼ら彼女らは学習してるのだ
最近は、新しいサービスや機能を試す際に第一印象で「これはちょっとどうだろうね」と否定的な感想をできるだけ持たないように、気をつけ始めました。機械学習やAIといった要素を盛り込んだりその可能性を秘めたりしたものが増えてきて、正直なところ「わからなく」なってきたからです。 -
A/Bテストを誰に対して行うか、テスト期間をどう見積もるか
A/Bテストを実施する際、すべてのユーザーを対象にするのではなく、テストにふさわしいターゲティングをするべきでしょう。また、勝者が確定するには、統計上の有意差を判定するのに足りるだけの件数を蓄積するため、それ相応の期間がまずは必要です。 -
ページ離脱率は評価改善指標として利用するに値するか
「ページの離脱率は、評価や改善のための指標として利用するに値するか」と質問をいただいたことがありました。もう少し評価や改善の指標としての活用法を考えてみることにします。 -
トップページの役割と機能を再考する
トップページは、どういうターゲット層に向けてどういう機能を持たせるか、複数のターゲティングや目的の明確化といった交通整理が必要なページです。この5年ほど大きくトップページの構成やレイアウト、内容が変化していなければ、その役割と機能を再考するチャンスです。 -
KPIにすべきは「質の指標」か「量の指標」か
KPI設計は、事業内容やビジネスフェーズによっても組織やポジションによっても異なって当然ですし、変化もしますし正解もありません。そのような中でもKPIに「質の指標」を選ぶか「量の指標」を選ぶかは、意識している視点の一つです。 -
行動喚起要素CTA (Call To Action) の基本のキホン
CTAとは「Call To Action (コール・トゥ・アクション)」の略で、「行動喚起」のこと。ユーザーにアクションを促すリンクなどの「行動喚起要素」を指します。「次の行動」を促すには、CTAをどの位置にどのような表現やラベル、デザインで設置するかが鍵を握ります。 -
スマホ画面の向こうのお客様が見えますか?野暮な接客してないですか?
お客様とのコミュニケーションや関係性構築の基本は、「お声掛け」と「お出迎え」です。Webの世界でも、「お客様像」を描いてターゲティングをし、施策を展開する際に、「目の前に実際にそのお客様がいらっしゃったら、これはどう受け止められるだろう?」と、一呼吸おいて考えてほしいのです。心情を推し量ってほしいのです。 -
CVユーザーを理解する5つの分析軸
Webサイトや集客の改善を進める上で、「コンバージョンに至ったユーザーの理解」は重要な取り組みです。コンバージョンに至らなかったユーザーと比較して、行動にどのような違いがあったのか、そのきっかけやヒントをつかむことで、ユーザー動線の改善や貢献コンテンツの発見、シナリオへの反映につなげられます。 -
あなたの知らないInstagramインサイト – 投稿やストーリーズのアクションも分析把握しよう
Instagramのアクセス解析とも言える「インサイト」機能は、2016年の夏にリリースされました。それから特に発表もなく分析機能が追加されており、改めて2018年におけるInstagramインサイトの機能を紹介します。