私はマーケターなんかではなかった

思い立って、USJの森岡氏の書籍を順に読んでいます。窮地にあったユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させた人です。彼はP&G出身で、偶然にもP&G的なマーケティング思考の一片を支援側として私もかじっていたこともあり、腑に落ちる箇所は多々あるのですが、書籍を読んでいてつくづく感じるのは「私はマーケターなんかではなかった」ということです。

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ヒット商品の大きな売上貢献と小さな改善積み上げの貢献は、どちらが○○か

クライアント様との取り組みの中で、「ヒット商品のような話題性のある商材でどーんと当てるのに比べたら、いまやっているサイトの小さな改善の積み上げって、社内では見劣りするんですよね」というような会話になることがあります(お互いに切磋琢磨している良好な関係下での会話です。念のため)。

こちらのチームでは、分析やA/Bテストなどを経て小さいながらも着実に「改善」を積み上げている一方で、他のチームによるヒット商品やサービスが大きく話題になったりすると、悲しいかな、企業の売上も注目もそのヒット商品に派手に持っていかれてしまいます。バイヤーや開発部門や営業の方がなんとなく評価されやすく、片や小さな改善を積み上げるチームは少し影が薄い、どうしたものですかね、と。

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基盤整備が先か、小さくとも成功体験が先か

取り組み体制やプラットフォームなどの基盤整備が先か、あるいは小さくとも成果に対する改善結果を出すのが先か。

何度か出くわす場面です。状況によって異なるので、どちらを選べば正解かというのはおそらくありません。ですので、こればかりはどちらかを選択して腹をくくって力強く進めるだけです。

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誰がサイトを利用しているのか―サイト分析に必須のユーザー属性を把握しよう

「どういう人がサイトを利用しているのか」の把握はとても重要です。想定しているユーザーが期待している行動を取っているかどうか、ユーザーグループのAとBでどのような行動の差があるのかを把握できれば、そこから改善につなげられます。

では、その「ユーザー像」「ユーザー属性」にはどのようなものがあるでしょうか。

その切り口を多く持っているほど、ユーザーにより多様な色を付けられます。例えば「新規リピーター別」「デバイス別」の切り口があれば、単なるそれらの分類のみならず、「新規リピーター別×デバイス別」の掛け合わせでも把握できるようになります。つまり、複数の視点が多いほど、より多様な組み合わせで把握や分析が行えます。

ここでは、そのような「ユーザー像」「ユーザー属性」にどのようなものがあるかを、Googleアナリティクスを例に挙げていくことにします。

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意外に知らない、企業Instagram運用で知っておきたい基本Tips20

企業によるInstagramの活用が増えてきました。2014年頃はまだアパレル企業やショップによる利用が中心だった感がありますが、2016年のいまでは知名度のある企業から地域の飲食店まで多くのアカウントが登場し、ビジュアル面で生活者にアプローチできる重要なチャネルの一つになっています。2015年10月からは日本でも運用型の広告が開始になりました。

とはいえ、アプリを基盤に展開するチャネルということもあって、TwitterやFacebookほどTips的な情報が広く普及していません。ここでは、真摯が企業のInstagram運用を支援する中で得た「企業Instagram運用で知っておきたいTips」を20個厳選してまとめてみました。

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月間100万PVサイトのためのGoogleアナリティクス導入設定

Googleアナリティクスはビジネス領域でも広く利用されているツールですが、手軽に利用できる反面、「とりあえず設置した」レベルの簡単な導入設定のみで終えているサイトが多数を占めるのも事実です。トラフィックが小さいサイトであればあまり困らないのですが、ある程度の規模のサイトになると現状把握にも支障が出てきます。

ここでは、「データの計測基盤の整備」という側面でGoogleアナリティクスの導入設定をする際の、大まかな設定内容を解説していきます。ある程度の大きな規模のサイトを適切に計測し、運用に活用するには、仕様の把握や各種設定が不可欠です。

タイトルでは「月間100万PVサイトのための」としましたが、月間20~30万セッション以上のサイトであれば、今後の運用を見据えて取り組むべき内容になります。もちろん、そのレベルに至らないサイトでも理解しておいて損はありません。

要旨
目的:データ計測基盤の整備を意識したGoogleアナリティクスの導入設定、仕様の理解
対象:月間20~30万セッション以上のサイト

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ユーザー動線分析は、重要なユーザー動線の発見ではなく、想定ユーザーシナリオとの差をまずは確認すべし

ご相談でも多くいただくWebサイトの「ユーザー動線分析」。ご相談いただいてもそれ以前の山積み課題のために実施しないことも多々ありますが、実際に取り組む際には、ご相談とは少し異なるところからスタートすることがほとんどです。

なぜか皆さんやってみたがる「ユーザー動線分析」、もし取り組むとしても、最初にやるべきは「期待と現実の差の確認」と「期待する動線を阻害する課題の解決」です。「重要なユーザー動線を発見しよう」などと思わないことです。

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研修資料「マーケティング視点で捉えるアクセス解析」を公開しました

株式会社真摯は、企業向けにアクセス解析領域の研修(社内セミナー)を提供しておりますが、その研修内容の資料の一つを公開いたします。資料のテーマは「マーケティング視点で捉えるアクセス解析」です。

実際に企業向けに実施する際には、ヒアリングをした上でこの資料内容に手を加えていますが、大筋はこの内容に沿ったものになります。この資料は、約2時間を目安とした内容です。研修全体としては、追加の内容を加えて合計4時間から6時間かけて行うことが多いです。

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